営業代行サービスを初めて利用する方にとっては、決して安くありませんし、直接自社の売り上げにつながるか不安もあることでしょう。
そこで、現役のインサイドセールス代行会社経営者の視点から、安心して利用できる営業代行会社を選ぶためのポイントを、全てご紹介します。
①情報共有がある会社
他社にビジネスを任せるとき、情報共有が円滑に行われることは不安を解消できる重要なポイントです。そのため、ミーティングやSlack、スプレッドシートなどの、スタッフ同士で連携できる環境・情報共有の仕組みが整っている会社を選ぶことが大切です。
さらに、実際に代行してくれるスタッフの紹介をしてもらえる場合は、より信頼性が高く、安心して任せることができます。
②スタッフの給与体系が良い会社
営業代行サービスを利用する場合、例えばインサイドセールスのスタッフは電話やメール等での営業活動を担当することが一般的です。そのため、営業代行会社が採用するスタッフがモチベーションを維持できるよう、給与体系が整備されているかが重要なポイントです。
営業成果は、スタッフのモチベーションや頑張りによって大きく左右されます。従って、給与体系が公正で透明性があり、スタッフが適切な評価を受けられる制度が整っている会社を選ぶことが望ましいでしょう。そうすることで、スタッフのモチベーションを維持し、営業成果を最大化することができます。
③トップが優秀な営業成績をおさめている会社
トップが優秀な営業代行会社は、優秀なスタッフが集まりやすく、継続率も高くなる傾向があります。代表自身が営業の経験値が高く現場の事も理解していると感じれば、スタッフはついてくるでしょう。
④営業手法が複数あるかどうか
従来の電話営業以外にも、インサイドセールスやメールマーケティング、手書きDM、YouTube広告など、様々な営業手法があります。複数の手法を組み合わせることでより良い成果を得ることができます。一方で、適切でない手法を使用することで成果を得られない場合も少なくありません。
事前に営業代行会社と相談し、自社に最適な手法を納得のいく方法で進めることをお勧めします。
⑤相性が合うかどうか
営業代行会社とは、長期的な関係を築くことを想定しているため、やはり相性が重要なポイントです。
具体的に相性とは、ビジネスの方向性が一致することや、人間関係が良好であることを含みます。
例えば、リストの作成やクライアントとの連絡方法について、どのような取り決めがあるかなど、合わない点があると不都合が生じることもあります。また、営業代行会社がクライアントのお客様をどの程度大切にしているかという点も重要です。相性の良し悪しは、総合的に判断して決めることが大切です。