
「今月は◯件営業しました」——
数字を出して報告すること自体は大切ですが、それだけでは“成果”とは言えません。
件数だけが目標になってしまうと、“動いたのに成果が出ない”というモヤモヤが残りがちです。

「忙しいです」「常にタスクでいっぱいです」——
そんな声をよく聞くけれど、よく見てみると「で、何が進んだんだっけ?」と感じる場面もあるのではないでしょ
うか。

在宅でも営業でも、最初の 1 回ではなく“継続してお願いしたくなる人”がいます。
その違いを生むのは、スキルだけではなく**“言葉選び”の力**です。
丁寧で、わかりやすく、安心を与える言葉が信頼をつくります。

相手の反応を気にしすぎて、言いたいことが言えない。
遠慮して踏み込めない。
——そんな“空気を読む力”が、逆に提案の弱さを生んでしまうことがあります。

何かを依頼されたときに「はい、がんばります!」
そんな返事をする人は誠実で前向きな印象がありますが、実はそれだけでは再依頼にはつながりにくいの
です。
信頼を得るためには、「がんばります」の“中身”が必要です。

「すみません、念のため確認です」
「これはこちらで合ってますか?」
——こうした確認は丁寧な印象もありますが、過剰になると“責任回避”に見えてしまうことがあります。

「一度相談してから動きます」「念のため確認してから…」
慎重に進めようとする姿勢はとても大切ですが、相談ばかりで動けない人は、信頼を築くのが難しくなるこ
ともあります。
営業や在宅ワークの現場では、“自走できるか”が重視されるからです。

「大丈夫です、おまかせします」——
この言葉は相手を信頼しているように聞こえますが、頻繁に使われると、
「この人はちゃんと考えてくれているのかな?」と不安を感じさせてしまうこともあるのです。

初対面のやりとりや商談、SNS のプロフィールなど——
自分を伝える機会は数多くあります。
でも、「結局この人、何が得意なの?」と思われてしまうような自己紹介をしてしまう人も少なくありません。

「指示通りにやったのに、なぜか満足されなかった」
そんな場面に直面したことはありませんか?
営業でも在宅ワークでも、“言われた通り”に動くことが必ずしも評価につながるとは限らないのです。