数字の裏にある『人間ドラマ』を3分で見抜く―女性営業の仮説思考プロセス公開

2025/10/22

「売上が20%減少している」「コスト削減目標30%」。

男性営業は数字をそのまま受け取りがちですが、私はその数字の裏にある人間ドラマに注目します。

なぜなら、数字は結果であり、それを生み出している原因には必ず人間の事情があるからです。

仮説思考で描く組織の内側

売上減少と聞いたら、私は瞬時に複数の仮説を立てます。

「主力商品の陳腐化?」「競合の台頭?」「営業体制の変更?」そして相手の表情や話し方から、どの仮説が正しいかを判断します。
特に注目するのは「誰がこの数字に一番困っているか」です。

担当者個人の評価への影響、部署全体のプレッシャー、経営陣との関係性。3分間の会話で、社内の人間関係や政治的状況まで推測できるようになります。

ドラマの主人公に寄り添う提案

「30%のコスト削減」という数字の裏に「新任部長のプレッシャー」というドラマが見えたら、私の提案も変わります。

単純な安い商品ではなく、「導入実績」「他社での成功事例」「段階的導入プラン」など、その方が社内で評価される材料を用意します。
数字だけを見ている競合他社が価格勝負を仕掛けている間に、私は「人間ドラマの主人公」であるお客様の真のニーズに応えることで、価格以上の価値を提供し続けています。

人間ドラマを読み解く力こそが、女性営業の最大の武器なのです。

ブログ提供企業

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