「もやっとした断り方」をされても動じない営業代行の心得
 
															2025/10/10
営業活動において、最も厄介なのが「もやっとした断り方」です。 
「検討します」「またこちらから連絡します」といった、はっきりしない曖昧な反応は、営業担当者の心をかき乱します。
しかし、一流の営業代行は、この「もやもや」に惑わされることなく、冷静に対応します。 
その秘訣は、曖昧な反応の背後にある「真意」を見抜くことです。
「もやもや」を分解する、プロの思考法
「もやもや」した反応は、決して「明確な拒否」ではありません。 
多くの場合、その裏には、お客様が抱える具体的な理由が隠されています。 
• 「検討します」 → 本当は「予算が合わない」「上司の承認が必要」「他社と比較検討したい」など、具体的な懸念がある。 
• 「また連絡します」 → 今は「忙しくて話す時間がない」「決裁権がない」といった、タイミングの問題がある。 
• 「うーん…」 → 提案内容を「十分に理解できていない」「質問したいことがあるが、聞きづらい」といった、消化不良な状態にある。 
プロは、これらの曖昧な言葉をそのまま受け取らず、「なぜそう言ったのか?」という疑問を自問自答します。
そして、この疑問を解決するための次のアクションを考えます。
曖昧な反応をチャンスに変える、具体的な質問術
曖昧な反応をされた時こそ、真価が問われます。 
ここで諦めるのではなく、以下のような質問でお客様の「真意」に迫ります。 
• 「検討されるとのこと、ありがとうございます。もし差し支えなければ、特にどの点をご検討されますか?」
(予算や機能、導入時期など、懸念点を明確にする) 
• 「承知いたしました。念のため、お電話させていただくのに最適なタイミングや曜日などございますか?」
(いつなら落ち着いて話せるか、お客様の都合を探る) 
• 「私の説明で、分かりにくい点はございませんでしたか?どんな些細なことでも結構ですので、ぜひお聞かせください。」
(質問しやすい雰囲気を作り、不明点を引き出す) 
これらの質問は、お客様に「自分のことを真剣に考えてくれている」という信頼感を与え、関係性を深めます。 
曖昧な反応に惑わされず、その裏にある真意を丁寧に紐解く。このプロセスこそが、成約への道を切り拓く鍵となるのです。
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