「経営者だから決める」その覚悟はできていますか?

2025/7/7

事業が軌道に乗り始め、「代表」としての肩書きを持ったとき。
そこから求められるのは、“決断を下す人”としての自覚です。
とはいえ、実際には「現場の声を聞いてから」「もう少し様子を見てから」と、判断を先送りにしてしまうケースも見られます。
けれど、“決めない”という選択もまた、経営にとってはひとつの責任なのです。

判断を後回しにすると、現場が止まる

「考え中です」「検討しておきます」──
そんな曖昧な状態が続くと、周囲は動けなくなります。
経営者が決めない限り、現場の行動も止まり、結果として機会損失や不信感につながることもあります。
どんなに正義感や想いがあっても、“決まらない”ことには誰も従えません。
小さな決断を重ねることも、経営そのものの一部です。

経営に「正解」は存在しない

すべての選択に完璧な答えを求めてしまうと、経営は立ち行かなくなります。
むしろ、経営においては「決めることで動きが生まれる」という視点が欠かせません。
たとえ最善ではなかったとしても、“自分の意志で選んだ”という姿勢は、スタッフや取引先の信頼につながっていきます。
“何もしないこと”の方が、大きなリスクになることもあるのです。

判断軸を持たない代表は、現場を混乱させる

誰かに委ねる、スタッフの顔色をうかがう、周囲の反応で揺れる──
そんなスタンスでは、「誰が責任を持つのか」が見えなくなります。
もちろん、相談しながら考えるのは必要です。
けれど、最終的に**「自分が決めた」と言える状態をつくること**が、経営者の役割です。

まとめ

経営とは、“決断の積み重ね”です。
選択を避け続けていると、周囲は気づきます。
「何も決まらない」ことに、疲れているのは自分ではなく周りかもしれません。
自分の言葉で、自分の責任で。
経営者としての一歩は、“決める覚悟”から始まります。

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