
“好きなことを仕事に”が苦しいとき、どう働き方を整えるか
2025/07/05
「好きなことを仕事にしよう」
SNS や本、セミナーでもよく聞くフレーズですが、それがプレッシャーになっているという声も少なくありません。「好きなことを仕事にできていない私はだめなのかも」「やりたいことで成果が出せない自分に落ち込む」。そう感じたときこそ、働き方を一度“整える”視点を持つことが大切です。
好きを仕事にする=好きなこと“だけ”をすることではない
「好きなことを仕事にする」と聞くと、やりたくないことは一切せず、好きなことに没頭している姿を思い浮かべがちです。
けれど、実際に仕事として継続していくには、苦手なことや地道な作業も避けられません。
「好き」が軸にあることと、「好きなことだけ」で完結させることは違います。
現実と理想のギャップを知ることが、次の選択につながっていきます。
“感情”ではなく“構造”で仕事を見直してみる
「好きかどうか」だけで仕事を判断しようとすると、モチベーションの波に左右されやすくなります。
そうではなく、「どの作業が得意か」「どこに時間がかかっているか」「誰と組むと成果が出やすいか」など、仕事の構造に目を向けてみましょう。
好きという気持ちと、安定して取り組める環境や形は、別の軸で成り立っています。
好きは“エンジン”、整える力が“ハンドル”になる
好きなことがあるのは強みです。
ただし、走り続けるには、ハンドル=方向やスピードを調整する力も必要です。
仕事のペース配分、関わる人、報酬体系、作業時間のバランスなど、働き方全体を整えていくことで、好
きなことが長く続けられる形になっていきます。
まとめ
「好きなことを仕事にする」ことが苦しく感じたときは、それを否定する必要はありません。
まずは感情から一歩離れて、働き方の設計を見直してみましょう。
整える力を身につけることで、好きなことと仕事の両立は、もっと自然な形で実現できるようになります。
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