営業代行で成果が出ない理由は“丸投げ”にある

2025/07/04

営業代行を活用する企業が増える一方で、「思ったような成果が出なかった」「依頼したのに効果を実感できない」と感じるケースも少なくありません。

その背景には、営業代行への“任せ方”の違いがあります。

代行は魔法ではなく、依頼する側の準備や関わり方によって成果が大きく変わる仕組みです。

とくに“丸投げ”の状態で始めてしまうと、期待した効果は得られにくくなってしまいます。

営業活動は“共有の土台”があってこそ

営業代行に任せるうえで最初に意識したいのが、「どれだけ情報を渡せているか」です。

自社の商品・サービスの特徴や、これまでどんな顧客に受け入れられてきたかなど、重要な情報が抜け落ちたままでは、代行側も手探りの対応しかできません。

「うまく伝えてくれるはず」という期待だけでは成果につながらず、最低限の戦略や背景は依頼元から共有しておく必要があります。

成果が出ている企業ほど、最初の段階で惜しみなく情報を開示しています。

“分業”と“丸投げ”はまったく別物

営業の一部を切り出して外注することは、業務の効率化や専門性の強化において非常に効果的です。

ただし、これは「きちんとした分業体制」が整っていることが前提になります。

資料の整備や KPI の共有、週次のフィードバックなど、パートナーと連携する意識を持たなければ、実質的には“丸投げ”と変わりません。

分業とは、任せる範囲を明確にし、適切な協力体制をつくることから始まります。

最初の“巻き込み”がその後の成果を決める

営業代行を依頼するときには、業務を任せるというより、「パートナーとして巻き込む」意識が重要です。

最初のキックオフミーティングで方向性を共有したり、商材理解のための研修機会を設けたり、代行チームが“自分ごと化”できる環境を整えておくことが成果への近道になります。

一緒に考え、一緒に動く土台を築くことで、営業代行の価値は最大限に引き出されます。

まとめ

営業代行を活かすうえで最も大切なのは、“依頼の仕方”です。

成果を出している企業は、代行先に仕事を任せるだけでなく、必要な情報を共有し、目的や価値観をすり合わせながら伴走しています。

丸投げではなく、巻き込む意識を持って連携をはじめること。

それが、営業代行を成功に導く第一歩になります。

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