インサイトが届いた瞬間、リードの目が変わる ― インサイドセールスの“気づき”の力

2025/07/02

インサイドセールスの醍醐味は、ただ商談を取ることではありません。

相手が気づいていない課題や可能性に“気づき”を届け、思考を変えるきっかけを生み出す――その瞬間にこそ、私たちの本当の価値があります。

インサイトとは「納得」ではなく「発見」

相手がもともと持っている情報や意見を補完するだけなら、それは「説明」です。

でも、「なるほど、そういう視点はなかった」「たしかに、それを見直せば…」という反応が返ってきた時――

それは、あなたが“インサイト”を届けられた証拠です。

それまで淡々としていた声が、少し驚きを帯び、会話のテンポが変わる。

「もっと詳しく聞きたい」と相手の方から乗ってきたとき、リードは“情報”から“行動”へとモードを切り替え始めています。

どんな時にインサイトは響くのか?

インサイトが響くのは、相手がまだ自分の課題を正確に言語化できていない時。

たとえばこういった場面です:

「忙しすぎて仕組みを見直す余裕がないんですよね」

→「実は“忙しすぎる状態”そのものが、非効率な業務プロセスから生まれている可能性があります」

「問い合わせは増えてるけど、対応が回ってなくて…」

→「それ、伸びてる証拠です。でも、“機会損失”が同時に増えてるかもしれませんね」

一言で相手の視界を開く。これこそ、インサイドセールスが持つ“知的な刺激”の力です。

目の前で変化が起きる瞬間

インサイトを伝えられた時、リードの態度や口調が変わります。

一歩引いていた相手が前のめりになり、沈黙が考える時間に変わる。

「ちょっと話が面白くなってきたな」――そんな空気感が、電話越しでも確かに伝わってきます。

これは数字には現れにくいけれど、最も重要な“成果の前兆”です。

まとめ

インサイトは、売り込むものではなく「相手にとっての新しい視点」を贈るもの。

それが届いた瞬間、リードは“受け身の聞き手”から“動き出す当事者”に変わります。

インサイドセールスとは、心のスイッチを押す仕事。

だからこそ、会話の一瞬一瞬に、価値が宿っているのです。

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