成果のすべてを KPI では語れない。インサイドセールスの“見えない価値”とは

2025/07/02

インサイドセールスは、KPI(Key Performance Indicator=主要業績指標)に強く紐づく仕事です。

通電率、商談化率、架電件数…。毎日、数字に追われるような感覚になることもあるかもしれません。

でも、数字だけでは測れない「価値」が、確かにこの仕事には存在します。

「数字にならない貢献」が、実はチームを支えている

たとえば、丁寧なヒアリングで顧客の潜在ニーズを引き出し、次の営業担当がスムーズに提案できるよう準備を整えること。

表には出ないけれど、それがきっかけで商談がスムーズに進むことも少なくありません。

その 1 本の電話が、「今すぐの成果」にはつながらなくても、「将来の成約」の土台になっていることだってあるのです。

関係づくりは“時間”ではなく“信頼”がつくるもの

テレアポでは「1 分以内に興味を引く」といった時間ベースの指標が重視されがちですが、実際には、相手の反応が薄い日もあります。

でも、あきらめずに続けた 3 回目のフォローで、「実はずっと気になっていて」と返ってくることも。

相手の都合や温度感に合わせて、信頼関係を築いていくプロセスは、数字には表れにくいけれど、確実に価値を生んでいます。

KPI だけを見ていると、可能性を見逃す

「今日、商談化ゼロ」「数値未達」――そんな日は自信をなくしがちですが、会話の中で得られた新たな気づきや、市場の変化の兆しを拾ったあなたの観察力が、実は次の戦略のヒントになっているかもしれません。

インサイドセールスは、目先の成果を追いながらも、マーケティングや営業の“耳”としての役割も担っています。

まとめ

インサイドセールスの価値は、単なる KPI の数字だけでは測りきれません。

その背後には、「関係を育てる力」「相手を思いやる会話」「未来の成果につながる土台づくり」といった、見えにくいけれど確かな力が存在します。

あなたが今日かけた 1 本の電話が、明日の大きな成果を生むかもしれない。

そんな自信と誇りを持って、日々の仕事に向き合っていきましょう。

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