インサイドセールスで見つけた「自分の声の価値」

2025/07/02

人と話す仕事の中で、「自分の声が誰かの安心になる」と実感する瞬間があります。それは営業成績でも、スキルでもなく、声そのものが信頼を生む“ツール”になるという感覚。インサイドセールスは、まさにその「声」を軸にお客様と関係を築いていく仕事です。顔が見えないからこそ、声に込めた気持ちや距離感が、相手の印象を大きく左右します。

顔が見えないからこそ、声に意味がある

電話やオンライン商談では、表情やジェスチャーなど、対面での“空気感”がありません。だからこそ、「声のトーン」「話すスピード」「間の取り方」といった細やかな部分が、会話の印象を決める要素になります。インサイドセールスにおいて、声はあなたの“第一印象”。どれだけ丁寧に伝えられるか、どれだけ相手の気持ちに寄り添えるかが、信頼を築くカギになります。「明るく話す」「相手の返答を待つ」「言い切らずに確認する」——そんな小さな工夫が、商談の質を大きく変えるのです。

話す力よりも「伝わる力」が求められる

営業というと、「話すのが上手い人」が向いていると思われがちです。でも実際の現場では、「話しすぎず、ちゃんと伝える」ことのほうが、ずっと重要です。たとえば、
• 相手の反応を聞きながらペースを調整する
• 難しい言葉を使わず、やさしく説明する
• 押しつけず、選んでもらう姿勢を見せる
こうした意識が、相手の“聞く姿勢”を生み、結果として提案が受け入れられることに繋がります。つまり、「話すこと」よりも「伝わること」が仕事の本質なのです。

何気ないひと言が、相手の安心につながる

「話せてよかった」「あなたでよかった」そんな言葉をもらったとき、自分の声が“商品以上の価値”になったと気づきます。インサイドセールスでは、相手の表情が見えないからこそ、言葉のひとつひとつがより丁寧に届きます。焦らず、誠実に、丁寧に言葉を届けること。それが相手の安心に直結し、「また話したい」という次の機会をつくります。自分の声には、思っている以上に力がある——その実感を得られる仕事です。

まとめ

「自分の声に価値なんてあるの?」と思っていた方にこそ、インサイドセールスはぜひ知ってほしい働き方です。声だけで信頼をつくり、相手の行動を後押しできる。それはスキルや肩書きではなく、“自分自身”が誰かの役に立っているという実感です。対面では気づけなかった「声の力」。それを、今の時代の営業スタイルで活かしてみませんか?

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