「営業って難しそう」と思っていた私が変わった瞬間

2025/07/01

「営業は自信がない」「断られたらどうしよう」——そう感じて、営業職を避けてきた方は少なくないと思います。実際、かつての私もそのひとりでした。でも、インサイドセールスという形で営業に関わるうちに、「あ、これなら私にもできるかも」と感じる瞬間があったのです。それは、“売り込まなくていい営業”との出会いでした。

営業は「売ること」より「理解すること」だった

「営業=物を売る」というイメージが強くありませんか?私も最初は「商品をアピールする仕事」だと思っていました。けれど実際には、営業の役割は**「相手の困りごとやニーズを引き出すこと」**。提案はその後で、むしろ「聞く力」が問われる場面の方が多かったのです。自分が話すより、相手の言葉を引き出すこと。これに気づいたとき、「話すのが得意じゃない私でもできる」と感じられるようになりました。

正解がないからこそ、“その人らしさ”が活きる

営業にはマニュアルやトークスクリプトがありますが、それはあくまで補助ツール。
実際の現場では、相手に合わせて言葉を選ぶ柔軟さの方がずっと大切です。たとえば、
• 丁寧に話す人もいれば、テンポよく進める人もいる
• 共感が得意な人もいれば、論理的に整理するのが得意な人もいる
どれも正解であり、自分らしいスタイルで信頼を築いていけるのが営業だとわかってから、気持ちがぐっと楽になりました。

「売ろうとしない」ことで、自然と選ばれる

あるとき、「売ろう」と思って話すのをやめてみました。すると、不思議と相手から「ぜひお願いします」と言ってもらえることが増えたのです。それはきっと、話の中に「押しつけ」や「プレッシャー」がなくなったから。代わりに「この人はちゃんと話を聞いてくれる」という安心感が伝わったのだと思います。営業は、「売ること」よりも、「一緒に考えること」が求められる仕事。そう思えたことで、以前よりずっと楽しく関われるようになりました。

まとめ

営業に苦手意識を持っていた私が変われたのは、「営業の本質は売り込むことじゃない」と気づいたからでした。話すのが得意じゃなくても、正解を用意できなくても大丈夫。大切なのは、相手の立場に立ち、寄り添って話を聞けること。あなたの「聞く力」「共感する力」は、すでに立派な営業スキルです。もし少しでも「やってみたい」と思えたなら、その気持ちを大切にしてみてください。

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