第 18 回:「ベネフィット」と「フィーチャー」の使い分け - 顧客価値を最大限に伝える

2025/01/31
ポイントの説明
商品提案では「フィーチャー(機能・特徴)」と「ベネフィット(利益・メリット)」を区別し、適切に使い分けることが重要です。
フィーチャーは「商品が持つ機能や特徴」で、ベネフィットは「その機能によって得られる利益や価値」です。
例えば、「AI による需要予測機能」はフィーチャーで、「在庫コスト 15%削減と販売機会損失の防止」はベネフィットになります。
テレアポでは特に「だから、あなたにとって○○というメリットがあります」という形でベネフィットを強調しましょう。
なぜこのポイントが重要か
人は機能そのものではなく、それによって得られるメリットに心を動かされます。
いくら優れた機能を持つ商品でも、それが自分にどんな価値をもたらすのか理解できなければ、購入意欲は生まれないのです。
具体的な実践例
「このシステムはクラウド型で(フィーチャー)、社外からもアクセスできるため、在宅勤務中でもリアルタイムに在庫状況が確認できます(ベネフィット)。
つまり、コロナ禍のような状況でも業務の継続性が高まり、機会損失を防ぐことができるのです(さらなるベネフィット)。」
まとめ
フィーチャーとベネフィットを適切に使い分け、特にベネフィットを具体的に伝えることで、「この商品が自分の課題解決にどう役立つのか」を相手に明確にイメージしてもらうことができます。
これにより、単なる興味から「試してみたい」という具体的な行動意欲を引き出し、アポイント獲得率の向上と、その後の商談における提案の受け入れやすさが高まります。
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