“自由に働きたい”と“責任から逃げたい”は違う

2025/7/7

「時間や場所に縛られない働き方がしたい」「もっと自分らしく働きたい」──
そんな想いから起業を選んだ方は多いはずです。
けれど、“自由”という言葉の裏に、都合の悪いことから目をそらす甘えが潜んでいないか、一度立ち止まって考える必要があります。

「自由に働く」は、「好きにしていい」ではない

自由とは、単なる放任とは違います。
どんな働き方を選んだとしても、その分だけの“責任”が伴うのが仕事です。
たとえば納期を守る、連絡を怠らない、成果に対して説明責任を果たす──
誰かに管理されない分、それを自分で律する覚悟が問われます。
「自由だから」は、免罪符にはなりません。

自由な働き方ほど、「自分の影響力」が増す

経営者として自由に動けるようになると、他者に与える影響も大きくなります。
スタッフや取引先がいるなら、自分の意思決定ひとつで、誰かの時間・収入・信頼が変わることもあります。
にもかかわらず、「私はこうしたいから」と自分本位に進めるのは、ただの**“無責任な裁量主義”**であって、経営とは言えません。

「自由を守るために責任を果たす」視点を

本当の意味で自由な働き方を手に入れたいなら、
それを支えるための責任感や仕組みを、まず自分自身が体現する必要があります。
時間管理、自己判断、周囲との合意形成──
どれも、見えにくくても自由を成立させる土台です。

まとめ

“自由に働く”という言葉の響きだけを追いかけると、
いつの間にか“責任を持たない人”になってしまうこともあります。
本当に自由で在りたいなら、誰よりも自分に責任を持つこと。
それが経営者としてのスタートラインです。

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