イエスマンは損をする。相手に合わせすぎると信頼を失うワケ
2025/9/24
「とりあえず、イエスと答えておけば角が立たないだろう」。
そう考えて、相手の意見に安易に同調したり、無理な依頼にも「できます」と答えていませんか?
一見、波風を立てないスマートな対応に思えますが、実はその姿勢が、長期的な信頼関係を壊す原因になっているかもしれません。
常に「イエス」と言うだけの人は、なぜ信頼を失ってしまうのでしょうか。
信頼を失う2つの理由
1. 「言動に責任がない」と見なされる
安易に「イエス」と答えた結果、約束を守れなかったり質の低い成果物しか出せなかったりすると、相手は「この人は無責任だ」と感じます。
一度失った信用は、取り戻すのが非常に困難です。
プロフェッショナルとして尊重されるためには、安請け合いせず、現実的な判断を下すことが不可欠です。
2. 「意見がない人」だと思われる
相手の意見にただ頷くだけでは、「この人は自分の頭で考えていない」と見なされてしまいます。
あなたの専門性や経験を活かした意見がないと、相手は「この人と話しても、何も新しい気づきがない」と感じ、徐々にあなたとのコミュニケーションを重要視しなくなります。
信頼を築く「対等な関係」の築き方
では、どうすれば良いのでしょうか。
大切なのは、相手の意見を尊重しつつも、自分の考えをしっかりと持つことです。
• 「NO」を言う勇気:無理な依頼には、代替案を添えて「難しい」と伝える。
• 「なぜ?」と問う力:相手の意見にただ賛同するだけでなく、「なぜそう考えたのですか?」と問いかけ、本質的な課題を深く理解しようとする。
• 「あなたの考えは?」と聞かれる存在になる:時には反対意見も建設的に述べることで、「この人と議論すると、新しいアイデアが生まれる」と相手に思わせる。
常に「イエス」と答えることは、決して協調性があることではありません。お互いに意見をぶつけ合い、より良
い答えを導き出す関係こそが、真の信頼を築く鍵なのです。
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