「経験がある人」で終わらず、“今の強み”を語れるか

2025/07/09
「○○業界に長くいたので」
「これまでに数多くの案件を担当してきました」
もちろん、その経験は価値あるものです。
でも、そこで止まってしまうと──
「過去の人」として扱われてしまうこともあるのです。
過去の“すごさ”より、今の“役立ち方”を伝える
今、求められているのは、
「これまでに何をしてきたか」より「今、どう役に立てるか」。
・「経験を活かして、今はこんな風に動いています」
・「このスキルを応用して、今の業務でこう貢献できます」
・「最近はこういった視点で提案しています」
こうした言葉があるだけで、“現在進行形の価値”を感じてもらえるようになります。
「昔のやり方」に固執すると、柔軟性を疑われる
「そのやり方、今も通用するの?」
「アップデートされてるのかな…?」
経験がある人ほど、そんな目で見られがちなのも事実。
だからこそ、変化への適応力や柔軟性を“自ら示すこと”が大切になります。
・最新のツールや手法に触れていること
・自分なりの学びや気づきを言語化していること
・若い世代との関わり方に前向きな姿勢があること
これらがあるだけで、「経験がある上に、柔軟でもある」と信頼が高まります。
“自信”は過去にある、“信頼”は今に宿る
「実績があります」だけでは、信頼は生まれません。
「今、こうして役立てます」と言えるかどうかが、信頼の決め手です。
経験を棚卸しし、言語化し、今のニーズに翻訳する力。
それがある人こそ、年齢や立場に関係なく、「この人と一緒に仕事をしたい」と思われる存在になれるのです。
まとめ
経験を積み重ねてきたことは、かけがえのない財産です。
でもそれを、“今の言葉”で、“今の状況に合わせて”語れるかどうか。「昔すごかった人」ではなく、
「今も信頼できる人」になるために、今の自分の強みをしっかり言葉にしていきましょう。
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