「好き」を貫くより、「続けられる」を選ぶ女性の経営思考

2025/09/05

「好きなことを仕事にしたい」──
この言葉は、女性のキャリア観を後押しするパワーワードとして長く語られてきました。
けれど、経営という視点で見たとき、「好き」だけでは続かない現実があります。
継続し、利益を生み、周囲から信頼される事業として成立させるには、「続けられる」視点を持つことが不可欠です。

「好き=苦にならない」ではない

どんなに好きなことでも、仕事として回していけば
・理不尽な交渉
・予想外のトラブル
・単純作業の繰り返し
──がついてまわります。
“好きだからやれる”ではなく、“責任を持てるからやり抜く”が経営者の軸です。

「好き」よりも「耐えられるか」で選ぶ視点

たとえば、「イベント運営が好き」でも、毎週末出張や移動が重なると体調的に続かないこともあります。
「書くことが好き」でも、納期やクライアントの要望に応える中で摩耗することもあります。
そのとき、自分にとって“何なら続けられるか”という視点は、ブレない判断基準になります。

長く続けられる事業は、結果的に「好き」になっていく

不思議なことに、「やってみたら向いていた」「続ける中で面白くなってきた」ということは多くあります。
最初から「好き」をベースにするよりも、“日常として続くか”という視点で始める方が、事業として安定しやすいのです。

まとめ

好きなことを否定する必要はありません。
けれど、「好き」よりも「続けられるか」を大切にすることは、女性が経営というステージで長く活躍していくた
めの強い武器になります。
“好き”を“続けられる形”に変えていく。それが、経営者としての新しい視点です。

ブログ提供企業

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