「なんでもやります」が信頼を遠ざける理由

2025/07/20
在宅やフルリモートで働いていると、「見えていない分、期待に応えなきゃ」と思ってしまうことはありませんか?
特にクライアントとの関係では、「なんでも言ってくださいね」と伝えたくなる場面も多いでしょう。
でも実は、その“なんでもやります”という姿勢が、信頼の構築を遠ざけることもあるのです。
信頼されるのは、「何でも屋」ではなく「専門家」
在宅ワークでは、物理的に顔を合わせない分、“どこまで頼っていいのか”が見えづらくなります。
そんな中で「なんでもやります」という曖昧な姿勢は、相手にとっても不安の種になりがちです。
求められるのは“何ができるのか”を明確に伝えられること。
引き受ける範囲が明確な人ほど、「この人はプロとして責任を持ってくれる」という印象につながります。
対面での空気がないからこそ、“境界線”の言語化が必要
在宅環境では、表情も声のトーンも伝わりづらい場面が多くなります。
だからこそ、「ここまでが私の担当です」「この内容は追加料金が必要です」といった線引きを、あいまいにせず言葉にして伝えることが大切です。
その一言が、仕事の質を守り、無理のない関係性を築く土台になります。
“気が利く人”と“便利な人”は紙一重
言われたことをすぐに対応する、細かなことにも気づいて動ける——
その姿勢自体は素晴らしいことです。
けれど、それが「言いやすいからお願いされる人」になってしまうと、どこかで“都合のいい人”という誤解を生むこともあります。
気配りと自己主張、その両立が在宅の仕事ではとても重要です。
まとめ
リモート環境で信頼を得るには、「なんでもやります」という広さよりも、「ここまでは自信を持って任せてください」という明確さが求められます。
できること・できないことを丁寧に伝えることが、クライアントとの信頼関係を長く育てる一歩になります。
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