「すぐ返します」が口癖の人が、信頼されにくい理由

2025/08/01

在宅ワークや営業活動の現場で、「すぐ返しますね!」「今日中にやります!」と軽やかに返す人は少なく
ありません。
そのスピード感や前向きな姿勢は、一見すると信頼につながりそうです。
けれど、“すぐ返すこと”そのものが信頼につながるわけではないという視点が、今あらためて必要とされて
います。

スピードは大切。でも、正確さと誠実さはもっと大切

返信や納品が早いことは魅力的です。
でも、早さだけを優先するあまり、内容が曖昧だったり、見落としがあったりすると、逆に「急いで雑に処理さ
れたのでは?」という印象につながります。
スピードと信頼は、イコールではありません。

「すぐ返す」は“予定”ではなく“約束”になる

「すぐにやります」と言った瞬間、それは相手にとって“約束”になります。
たとえ 5 分や 10 分の遅れであっても、「言ってたのに来てないな」という印象が残れば、それだけで信用は
微かに削られます。
返せないなら「〇時までに返します」「明日中に対応します」と具体的に伝える方が、誠実さが伝わりま
す。

忙しい相手にとって、“言葉の軽さ”は不安につながる

在宅や営業のやり取りでは、相手がどれだけのタスクを抱えているか見えないことがほとんど。
そんな中で「すぐ返します」と言って返ってこないと、「この人には任せられないな」と思われることもあるので
す。
言葉に責任を持つことが、何よりの信頼構築につながります。

まとめ

「すぐ返す」「すぐやる」は便利な言葉ですが、
それを繰り返すことで、自分の信頼を少しずつ削っている人も少なくありません。
信頼を築くのは、速さよりも確実さと誠実さ。
言葉に対する“責任感”こそが、選ばれ続ける人の共通点です。

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