~テレアポ成功への道~ 効果的なコミュニケーション技術(9-16 回) 第 14 回:沈黙の活用法 - 間の取り方でアポイント率が変わる理由

2025/06/01

第 14 回:沈黙の活用法 – 間の取り方でアポイント率が変わる理由

ポイントの説明

テレアポでは沈黙(間)も重要なコミュニケーションツールです。

効果的な間の使い方は

① 「重要な提案の後の 1~2 秒の間」

② 「相手の質問や懸念への回答後の間」

③ 「相手の反応を待つ 3 秒ルール」

の 3 つです。

特に「では、来週水曜日の午後 2 時にお伺いしてもよろしいでしょうか」とアポイントを提案した後は、焦って話さず、相手の返答を待つことが重要です。

なぜこのポイントが重要か

多くの営業担当者は沈黙を怖れ、間を埋めようと余計な言葉を続けてしまいます。

しかし適切な間は、相手が情報を処理し、考える時間を提供します。

また、重要なポイントの後の間は、その内容の重要性を強調する効果もあります。

具体的な実践例

「弊社のシステムを導入した企業様は、平均して在庫コストを 15%削減しています」と伝えた後、1~2 秒の間を取ります。

この間に相手はその情報の価値を考え、また「この話は重要だ」と無意識に感じます。

そして「御社でも同様の効果が期待できると思いますが、詳しくご説明してもよろしいでしょうか」と続けます。

まとめ

沈黙(間)を効果的に活用することで、重要なメッセージの印象を強め、相手に考える時間を与え、自然な会話のリズムを作ることができます。

これにより、一方的な営業トークではなく、相手のペースに合わせたコミュニケーションが実現し、結果としてアポイント獲得率の向上につながります。

さらに、焦らない姿勢は自信の表れとして相手に伝わり、提案内容への信頼感も高まります。

ブログ提供企業

株式会社Tasukaru 女性活躍推進を掲げ取り組んでいる企業 『プロフェッショナルである』という事を大事にしつつ出産・子育て中の女性・子育てが終 わった方・独身の方全ての方々に幅広く柔軟な働き方を提供している企業 https://tasukaru39.com/