「営業経験を活かしでできる仕事はないかな。できれば在宅で」
そう思って久しぶりに求人情報サイトを様々眺めていました。
すると…
「急募！ インサイドセールス シフト自由」
…インサイドセールス？ わかるようでわからないこの単語。
「インサイド」は「内側」を表す英語。
つまり自社内にいて行う営業という意味になります。
営業といえば外に出る仕事というのがスタンダードではありますがその普通の営業がパンデミックのころ、対面が難しくなってしまいました。
その代わりにやむなく行われたのがインサイド営業でした。
ZOOM や TEAMS などを使ったオンラインもインサイドですが、なんといっても電話はまだまだ現役。
電話は私たちにとって長年なじみの連絡手段であり、インサイド営業には欠かせないツールです。
自分の会社にいながら、相手の懐に積極的に飛び込めます。
電話の相手からすれば、対面に比べたら顔を合わせないので安心感が勝り、その分話を聞こうとする気になります。
しかもコツをつかめば、電話だとその商談の決定権を持つ方と比較的早い段階で話せる営業チャンスが多いです。
そうして「インサイドセールス」
この職種は、ここ 2～3 年で急速に発展しましたそのため最近知ったという人がいてもおかしくありません。
また、インサイドセールスは女性のほうが向いていると一説にあります。
その理由の一つに、脳の機能の男女差が挙げられています。
右脳と左脳をつなぐ連絡通路の数が、女性は男性より多く、そのため相手の状態や感情を敏感に察知し上手に対応できる能力に優れているといいます。
このインサイドセールスは、子育てや介護で通勤が困難な方も活躍できる仕事です。
自宅にいながら場所と時間に縛られず働けることは最大のメリットではないでしょうか。

電話を受けるほうの仕事ですと時間に縛られますが、
セールスは架電中心です。自分の都合で時間を自由に決めることが可能です。
この特徴を活かし、インサイドセールスに特化した営業代行の会社も生まれています。
また営業の仕事は幅広いので、営業職に転職をお考えの方はまずは「何を どのように 誰に対して」
これを比べるとよいでしょう。
たとえば法人に対しての営業では平日の日中が中心の勤務時間になりますが、個人に対しての営業ですと土日祝日夜間が営業時間になりやすいです。
ちなみに「インサイトセールス」これは問題解決型営業のことで、「インサイドセールス」とは違うものを指します。
濁点一つでこの違い。
それぞれ活かせるスキルも全然違いますので要確認です。
その点営業代行の会社ですと、商材を複数持っていることが多いので、自分の都合や好みに合った内容を選ぶことができそうです。
インサイドセールスのお仕事という選択肢がひろがり、家庭との両立に悩む人たちにとって良い時代になってきました。